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Channel: 橋本リウ詩集
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雲隠れの言い訳を、いたします

 このたびは予告なしに長期間、完全に留守にしてしまい、一部の方々には大変なご心配をおかけいたしました。 伏してお詫び申し上げます。 今回は少しばかり参りました。 いちいちの事情を書くのは控えさせていただきますが、プロフィール欄に書かれていた 「小さな小さな会社の経営者」 という自らの肩書きがこのたび消えてしまったことだけは、恥を忍んでお伝えいたします。...

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ブログ再開、いたします

 昨年末は私の個人的な事情でお休みしておりましたが、そろそろブログを再開しようかな、と思います。 まず、この場を借りて、私の勝手な言い訳に対してコメントをくださった皆様すべてに、厚くお礼申しあげます。 身に沁みますね、しんどい時にこのような温かい(そして厳しい叱咤の)コメントをいただける、っていうことは。 つくづく有り難いなー、と感じております。...

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「あさが来た」 まだ視聴はまったく追いついてませんが…

 悲しい習性か、自分がいくら非常事態になっても、テレビだけは相変わらず見ているわけです(笑)。 とは言うものの、本当に全部見たのはここ数週間、ようやっと落ち着いてからでした。 「あさが来た」 のような毎日やっているモノはとてもおっつかない。 まだ1ヶ月以上たまってます(炭鉱でいろいろトラブってる部分…笑)。 ただ、視聴がまったく追いついていない 「あさが来た」...

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「花燃ゆ」 最終回まで見て

 史上最低レベルの視聴率を叩き出した(笑)去年の大河ドラマ 「花燃ゆ」 でしたが、同じサイテー視聴率の 「平清盛」 と比べると、内容としてはたいへん劣っていたと言わなければなりません(歴然としててあらためて言うまでもないが)。 当ブログでも、第1回のレビュー以来記事がまったく途絶えた最初の大河となりました(記事付属のコメントでの言及は続いたけど)。...

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「真田丸」 第1回 NHK 「真田モノ」 の遺伝子

 今年51歳になるハシモトのテレビ鑑賞史のなかで(オーゲサ)、戦国武将の真田家との付き合いはいずれもNHK絡みになります。 まずはその、オッサンの長~い昔話を本年の大河ドラマの1発目にしていこうと思う。 ハシモトが真田幸村と最初に出会ったのは、NHK人形劇の傑作 「新八犬伝」 の後番組として放送された 「真田十勇士」(1975-77年)。 「新八犬伝」...

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「ドラマでの殺人」 を考える

 今年の冬ドラマ。 私は人が殺されるのとか刑事モノとか、そういうドラマを極力見ないようにしているのですが(それはそういうのが多いテレ朝のドラマを極力意識の中から除外している、ということでもある)、今回の冬ドラマは、あまりそうしたフィルターをあまり自分にかけずに見てみることにしました(でもやはり、テレ朝は除外、というパターンが多い)。 しかしこうしてあらためて見てみると、 「殺す」 だの 「殺される」...

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2016年冬ドラマ、第1回目を見て その1

 実はこの記事の前の記事 「『ドラマの殺人』 について考える」 は、この記事になるはずでした。 あらためて 「どーしてそうなったのか」 を説明しながら話を進めていきたい、と思います(記事のコメント欄には書いたけど)。 まず、先の記事にも書いた通り、今回ちょっと 「刑事モノ、犯罪モノ」...

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2016年冬ドラマ、第1回目を見て その2(「ちかえもん」 だけ…)

 前回の終わりで 「一番面白く見たのは 『フラジャイル』」 などと書いてしまったのですが、そのあと見た 「ちかえもん」(NHK総合木曜夜8時) に、やられてしまいました(笑)。 この時代劇、スランプにあえいでいた近松門左衛門が傑作 「曽根崎心中」 を作るまでを、NHKの許容範囲において(笑)出来るだけパンキッシュに描いています。...

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「真田丸」 第2回 大マジメな 「はぐらかし」 の妙

 三谷作品に漂う 「可笑しさ」 の質、それはアメリカンコメディの影響を受けたドタバタ…という分析はいいとして(笑)、奥さんと別れてからはなんか、どこか 「すべる」 ことに快感を感じているのではないか…という分析もいいとして(笑)。 それを 「ぼくちゃんたち面白いでしょ? ね? ね?」 みたいなノリでやられることに、ちょっと引いてしまう人も若干おられるのではないでしょうか。 今作 「真田丸」...

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2016年冬ドラマ…その3 「家族ノカタチ」

 「第1回目を見て」 という時期じゃなくなってきたのでタイトルを若干変えまして(笑)。 今回の俎上は 「家族ノカタチ」(TBS日曜夜9時) でございます。 「39歳の独身貴族(香取慎吾クン)と32歳バツイチ(上野樹里チャン)が問いかける結婚と家族のありかた」 みたいな前宣伝に正直あまり期待していなかったのですが、第2回までを見た印象では結構面白く、先がどうなるのか気になる感じに仕上がっています。...

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「真田丸」 第3回 「飽きさせない」 ための技術

 すでに去年の 「花燃ゆ」 が記憶の彼方に行きつつある昨今ですが(笑)、今年の 「真田丸」 を第3回まで見ていて、「ドラマを飽きさせないことって、こういうことなんだな」 と思い知ることが多いです。 「花燃ゆ」 なんか、見ている途中で何十回寝たことか。 つまり、「どーでもいいことを延々とやられる」 と、寝てしまうんですよね。 「この人はこれだけみんなに尽くしました、これだけのことをやりました」...

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「真田丸」 第4回 カマの掛け合い化かし合い

 今年の大河ドラマで好感が持てるのは、「それ以上でもそれ以下でもない語り口」 のような気がします。 主人公の真田家は信州の小さな地域を束ねる戦国武将であり、けっして戦国時代を中心で動かしているわけではない。 また、主役の信繁(堺雅人サン)はあくまで真田の次男坊としての立場を失わず、軍議にも出なければ立ち聞きもせず歴史の重要場面に立ち合うなんてこともまったくない。...

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「真田丸」 第5回 「ゴシップ」 目線で見た本能寺

 このところ 「真田丸」 に特化している我がブログ。 冬ドラマのレビューそっちのけでありますが、なんかこの大河ドラマのレビューは、書きやすい気がしてどうしても優先しちゃうんですよ。 そもそも私の場合 「感想を書きたくなるドラマ」 というのは、一概に 「よく出来たドラマ」「面白いドラマ」 というだけでは無理なところがあります。...

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「真田丸」 第6回 「軽い」 というベクトルを使った信繁の落胆

 これまで天真爛漫に戦国の世を育ってきた真田の 「小伜」 信繁(堺雅人サン)が人生で初めて味わう 「蹉跌」。 三谷脚本はその重要事を、自らのストーリーテラーとしての 「軽さ」 を逆手にとって料理した、というのが第6回 「迷走」 に対する私の感想です。 あいかわらず話の流れを形作るのがうまい。 そしてその回その回ごとに見る者の気持ちをさらっていく 「本丸の仕掛け」 が違う。...

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2015年、独断と偏見によるテレビドラマアワード

 アカデミー賞も近いことですし(笑)。 とりあえず私の見た範囲での、2015年テレビドラマの順位表などつけてみようかと。 ではエントリー。 やはり...

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「真田丸」 第7回 過ぎたることを 「未だ」 及ばざるが如しと考えられること

 今回も、まさみはやってくれました(笑)。 滝川一益(段田安則サン)のもとに真田のおばば様とり(草笛光子サン)とともに人質になっていたきり(まさみ)。 助けに来た信繁(堺雅人サン)に①開口一番 「やだっ!」(笑)。 まだ 「マジで?」 と言わないだけマシだが(笑)、「のどが渇いた」 と急かす大御所のおばば様に 「我慢してください人質なんですから」...

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「真田丸」 第8回 信繁が開けた 「大人への扉」

 北条と上杉のぶつかり合いに挟まれた昌幸が次に打った手は、息子信繁を上杉に送り込み、元は武田家家臣で今は上杉についている春日信達を北条方に寝返らせよう、とするものでした。 意気揚々と信達の調略に向かった信繁でしたが、昌幸の本当の狙いは…というのが今回の内容。 ちょっとウィキで調べてみたんですが、春日信達は真田昌幸らと内通していたことが発覚して、上杉景勝に殺された、とありました。...

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NHK 「震災から5年 明日へコンサート」 SMAPの存在を実感する契機

 東日本大震災から5年と1日が経った12日、被災地の復興を念頭に置いた生放送のコンサートが福島県の會津風雅堂をメイン会場に行なわれたのですが、その全体的な印象はまるで 「プチ紅白」 のようでした。...

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「真田丸」 第9回 「人の命を失わないこと」…なんて、当たり前じゃん?

 上杉と北条との狭間で揺れた真田、なんとか両軍を信州から引き揚げさせたはいいものの、今度は北条と徳川との間で揺れ動く。 それを分かりやすくCG地図で指し示してくれるのが、ドラマガイドとしては秀逸だなぁ、といつも感じています。 毎回テンプレートが変わるステージを見せられているようで、ゲーム世代の状況把握能力に則した作りである、という気もする。...

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「5人目のビートルズ」 サー・ジョージ・マーティン死去

 2016年はその初頭から洋楽における重要なヒーローたちの死が続いて、洋楽ファンにとってはまるで厄年のような年だ。 そして3月8日、我々ビートルズファンにとっては 「近い将来必ず来るであろう」 と危惧されていた、ひとりの名プロデューサーの死を聞かされることになった。 サー・ジョージ・マーティン、享年90歳。...

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